集中力が続かない!発達障害ADHDの後輩が作り出したマイルール

パソコンでカタカタと作業する女性と慌てて作業するADHDの後輩のイラスト。

こんにちは。西出光(にしでひかる)です。
僕はADHD(注意欠如・多動症)という特性を持っています。
これから、僕とデザイナーのさやか先輩の仕事エピソードを連載していきます(^^)
さやか先輩はASD(自閉スペクトラム症)の特性を持っています。

※発達障害全ての方に当てはまるわけではありません。僕たちの経験からの記事ですので、参考までにご一読ください。

10分も集中出来ない部下と、寝ずに仕事をする先輩

いきなりですが、ADHD後輩の僕は基本的に集中力が続きません。

小さい頃は長く座っていることが出来ず、授業中に席を立ったりしていました。あまりに落ち着きがないので僕だけ先生の横に席を移動させられ、机をくっつけて二人で給食を食べたりしていました。

大人になってから多動は無くなったものの、今でも集中するまでの時間が長く、基本的に長い時間じっとして仕事をこなすことが苦手です。

周りの音や変化に気をとられてしまう場合もあり、メンバーの中で仕事が遅いときもあります。

一方で先輩は集中力がすごく長く続きます。

先輩はパソコンに向かってから、ほとんど動かずに仕事をして、圧倒的な仕事量をこなしています。まさに仕事人間。

先輩のように、自分の集中力も長く持たせようと努力したことがありましたが、どうしても真似できず「ASDの先輩のようになれたらもっと仕事が出来たのだろうか…」と思うことさえありました。

周りのASDの先輩も、長時間ずっと集中して仕事ができているのです。

パソコンでカタカタと作業する女性と慌てて作業するADHDの後輩のイラスト。

先輩の集中力の正体は?

ある日、先輩がパソコンに向かってため息をついているのを見て、僕は心配になりました。それにとても眠そうです。僕はそこで質問してみました。「集中力があるし仕事もできる先輩なのに、何か悩んでいることでもあるんですか?」

すると意外な答えが返ってきました。

「集中力があるというより“やらなきゃ!”という強迫観念で動いているのかも…笑」と言っていました。

先輩はどんなに小さなことでも、まだ余裕があっても「あれをまだやっていない!」と気になってしまうのだと言います。

そのため気になった状態では、ぐっすり寝ることやリラックスすることもできず、結果的に無理してでも仕事をするしかないらしいとのことでした。

先輩は昔、気にしすぎて、働きすぎて、心も体も疲れて急に倒れてしまうことも多々あったといいます。

●先輩視点● 発達障害ASDで過集中&疲弊の繰り返し。緩和させた方法とは?

人それぞれ悩みを抱えているのだなと感じました。

多くのタスクリストを頭に抱え、疲れて眠っている女性のイラスト。

先輩は僕の「集中が続かない!」という悩みにも気づいていたらしく、「無理に長い時間じっとしてる必要もないから、短時間でできることをたくさんしたら?」と話してくれました。

「私は動かない方が楽だし、人と話さず集中してる方が得意なんだ。体を動かす仕事や、人と話す仕事を頼もうかな?」と先輩は言いました。

先輩のアドバイスもあり、短時間集中でできる仕事をたくさんしてみることにしました。集中力が長く続く人と全く同じ動きをするのではなく、自分のペースで動くようにしています。

短時間集中でコピーを取る、アイデアを出す、他部署へ伝言をするADHDの後輩のイラスト。

短期集中で良い。ゆっくりできることを。

僕は自分でルールを作りました。

1:立って作業をする仕事を増やす

僕はすぐ眠くなりますが、さすがに立ったまま寝たことはないです。
立ったまま作業することは効果が上がると聞いたこともあるので、試したところ効果がありました。

2:25分作業して5分休憩する

長時間作業するよりもこまめに休憩をする方が仕事効率が上がります。そのサイクルは色々ありますが、個人的には25分作業して5分休憩が自分にあっていると感じました。1つのサイクルが30分とキリがいいこと、また25分は長すぎず短すぎずと取り組みやすいことからです。

そして、考えすぎて心配になってしまう先輩は長時間かかる仕事を少し受け持ち、集中力が続かなかった僕は、短時間でできる仕事をたくさんすることにしました。

こうすることでお互い快適に仕事を進めることができるようになったのです。

長時間かかる仕事と短時間で終わる仕事のリストを比較しているイラスト。

もちろん、これはあくまで一つの例に過ぎないです。僕もまだまだできないことは多いですが、それでも自分の特性のことを前よりも理解できているのは嬉しいです。

これを読んでくれている皆さんも、自分の体質にあった作業方法を探し、試してみてはいかがでしょうか。

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ABOUT ME
西出 光
1995年生まれ。ADHD(注意欠如・多動症)当事者です。ASDの妻と働く上で経験してきたことやライフハックを発信します(^^) 数年前は度重なる滞納で真冬にも電気が止まるなどしていたが、現在は様々なコツを掴んで自立。ライター業をする傍ら、介護ヘルパーの仕事もしている。