前回の記事では活力がみなぎり、尋常ではない早起きを繰り返した結果、突然体の調子がおかしくなってしまい、大変なことになったという体験をご紹介しました。今回は、ADHDの私の体調をチェックするバロメーターについて少しお話したいと思います。
体調管理の大切さを痛感した経験とその後
こんにちは、とくらです。
前回の記事では活力がみなぎり、尋常ではない早起きを繰り返した結果、突然体の調子がおかしくなってしまい、大変なことになったという体験をご紹介しました。
あの経験があったことで、私は現在かなり色々なことに気を使いながら生活しています。
今回は、ADHDの私の体調をチェックするバロメーターについて少しお話したいと思います。
無理を通せば…
育児を行う人の多くが、自分の時間がなかなかとれないことに頭を悩ませていると思います。何とかして自分の時間を確保しようとすると、どうしても睡眠時間を削らざるを得ないことも多いでしょう。
私も朝は子どもたちの支度でドタバタ、日中は会社で働き、子どもたちが帰ってきて寝るまでは再びドタバタ、夜はまた仕事をして、それが終われば趣味に勤しんでいます。
前回の記事でも書きましたが、そんな中で自分の時間が多く取れるようになれば、当然僥倖!とばかりに嬉しくなるのも無理からぬこと。趣味に仕事に没頭できる時間が増えれば増えるほど自分の機嫌も良くなり、家族にも還元できるというものです。
しかし、私の場合、無理を通して倒れてしまうこともしばしば。体を壊しては元も子もありません。仕事にも家庭にも悪影響が出てしまいます。
「何とか無理をしてでも色々なことを全部やってしまいたい」と思う私ですが、働きつつ育児をしている身としては「休む」というスケジュールも無理やりねじ込むしかないなあ、と思うこの頃です。
どれくらいの状態になったら休まなければいけないのか、私は今健康か?ということを常に客観的に見る視点を持っておく必要があります。これは、ついつい嬉しくなって働きすぎてしまう人ほど気を付けて持っていて欲しい視点です。
私の体調バロメーター
前回の記事に書いたように、去年の夏ごろ睡眠不足ハイに陥ったため倒れてしまったという出来事から、私は何が良くなかったのかを整理することにしました。
- 眠れなくなったらヤバい
- 体がなぜか常時緊張状態のときはヤバい
- 疲れを全く感じなくなったらヤバい
簡単なことです。「睡眠時間が短くなった」と感じ始めたらもうかなり大変なことになっているのです。
夏のあの事件以降、私は少しでも睡眠時間が短くなることが続けばすぐに服薬でコントロールすることにしています。眠れない時には自分の働き方を少し緩めたり、趣味の時間を諦めて休息に充てるようになりました。
夫から「最近寝れてないんじゃない?」と指摘されれば、すぐに睡眠時間を見直すなど、日々の生活をきちんと整えることに注力しています。
体が常時緊張状態(臨戦態勢とも言えるかもしれません)の時は、大体働きすぎなので寝ることを最優先に、全てを調整します。私の場合、どうやら頭の中がフル回転で常に仕事や趣味のことを考え続けるようなときはかなり疲れている状態にあるのです。
また、異様に毎日が楽しすぎる時や、猛烈に働いているはずなのに疲れを全く感じないという状態もかなり危険だと判断しています。
余程体力に自信がない限りは、日々の家事育児にプラスして趣味を満喫している状態で疲れないはずはありません。それにもかかわらず、妙に楽しくて仕事や趣味に集中してしまい、全力を投じているのに自分が疲れを感じていないのならば…それはおそらく何らかの勘違いで体が危険信号を出しているのでしょう。
「全く疲れを感じない」状態は気が付きにくいのですが、私は自分のタスクを手帳に全て書き出し、可視化することで「これは働きすぎている」と視覚で分かるようにしました。
例えば、先月は10件の仕事しか入れていなかったのに、今月は30件の仕事をこなしているけど、まだ全然余裕がありそうだ、というような状態は危険だということです。おそらく全く余裕はないのです。
時間的にも体力的にもどう考えても先月と同じだけしか消耗していないはずはないのになぜか余裕綽々だと思い込んでいる状態。働くことでハイになっていることは間違いないので、こういった場合にも意識して休息時間を確保するようにしています。
まとめ
日々の仕事や家事、育児はやはり体が資本です。無理をして体調を崩せば一気にすべてが崩壊してしまいます。これを防ぐにはストッパーを用意しておくしかありません。
「何もかも全部やりたい」と思ってしまうのは仕方のないことですが、意識して休むことも本当に必要なことだと感じます。
私は2月以降はゆったり働いてゆったり趣味の時間を取れるように調整することにしました。昨年は完全に猛烈人間だったという反省を踏まえてです。
人に迷惑をかけるだけでなく、その後の自分がもっと大変なことになる可能性もあることを意識して、無理せずそこそこに頑張っていこうと思います。
自分の体調管理について、皆さんは何か工夫していることはありますか?もし、何かあればぜひ教えてください。