僕にとって良いと思える残業、ダメな残業

都市の風景を眺める男性のシルエット

会社員として働いていると、突発的なトラブルやパワハラ上司による無茶な要求などによって、「納得できないよからぬ残業」が発生することが多くあります。

一方、「今回は残業しても仕方ない」「残業した方が良い」と思えるシーンも少なくありません。

今回は、僕が思う「良い残業」「ダメな残業」について解説していきますので、気になる方はぜひ読んでみてください。

納得感のある残業の特徴

前提として、僕はなるべく残業せず定時で帰ることに賛成している人間です。「無駄な残業はなくすべきだ」と常日頃から思っていますが、以下2つのケースでは定時を過ぎても仕事をした方が良いと考えています。

【残業してもOKだと思うシーン】
・今後の段取りが整理できていないとき
・キリが悪いと感じるとき

明日の段取りが整理されていないとき

僕は「次に何をすべきか」がわからない状況が非常に苦手です。そのため、チャットツールの「マイチャット」や、Outlookの「Todoリスト」などに、明日やること、週明けに実施するタスクを記載してから仕事を終えるようにしています。少々面倒ですが、以下のような理由があるためなるべく実行するようにしています。

【やるべきタスクを記載する理由】
・作業の抜け漏れを防ぐため
・作業スピードの遅さをカバーしたいため

作業の抜け漏れや作業スピードの遅さは、「仕事の全体像」を把握していないことでも生じる現象です。仮に「注意欠如」「ワーキングメモリ不足」といった弱点がなかったとしたら、無理をせず明日以降の空いた時間に実施しているタスクとなっていたかもしれません。

キリが悪いと感じるとき

「残り少しだし、最後まで仕上げてから帰ろう」と思い残業する方も多いでしょう。残業規制が厳しい会社では難しいかもしれませんが、転職前に勤めていた会社はフレックス(タイムカードの概念がほとんどない)だったので、自己裁量での残業が比較的容易でした。僕はキリが悪い状態で仕事を終えるのが苦手なので、自主的に残って作業する日が少なくありませんでした。

【多少残ってでも作業する理由】
・ミスを防ぐために何度も確認しなければいけないため
・帰宅後も仕事のことを考えてしまうため

僕はミスをしやすく、直属の上司から注意を受けることが多くあります。その記憶は長期間頭に残り、仕事中だけでなく帰宅後にも想起されてしまうことが少なくありません。そうなると、以下のような負の連鎖が生まれます。

【負の連鎖の内容】
①未完了のタスクが残っている
②気になって今日1日の記憶が想起される
③ミスの記憶がよみがえり、自責の念にかられる

上記のような理由により、もし未完了の仕事があれば、なるべくその日のうちに終わらせるか、できるだけキリの良いところまで進めてから帰宅するようにしています。

モダンなオフィスの内部、ガラスの壁と明るい照明

特に避けたい残業

個人的に、自分のミスが原因で起こったトラブルのリカバリーや、大事なお客様の緊急対応であれば、多少残業しても仕方のないことだと考えています。しかし、以下のような理由によって残業するのはなるべく避けたいと思っています。

【避けるべき残業の特徴】
・嫌いな上司がやらかしたミスをリカバリーするために残るケース
・やるべきことが何もないのに残るケース

嫌いな上司がやらかしたミスの対処をするために残るケース

尊敬できる上司のヘルプやミス対応のサポートであれば、ある程度納得して残業することができます。しかし、普段から嫌味を言ってくるような苦手な上司の場合、リカバリーする気がほぼゼロになります。

僕も苦手な先輩がやらかしたミスをカバーするために残業したことがこれまで数多くありました。ただ、その先輩がすべて悪いというものではなく、僕にも責任があったため、「嫌だけど仕方ないか…」とある程度割り切って仕事に臨むことができました。

どんなに優秀な人であってもミスをゼロにすることはできません。場合によっては部下や後輩にヘルプを出さなければならないこともあるでしょう。そのようなとき、「この人の頼みなら喜んで引き受けたい」と思ってもらえるような人は、マネージャー・リーダーの素質が十分にあるといえるでしょう。

本とカメラのレンズが置かれたデスクの上のノートパソコン

やるべきことが何もないのに残るケース

残業は「終わっていないタスクを処理するために行う」もので、自分の仕事が片づいていれば、新人・ベテラン問わず定時で帰るべきとされています。しかし、「残業する人が偉い」「上司が帰るまで残る」といった悪しき風潮がある会社の場合、何もなくても会社に居続けることになるでしょう。

また、「何もなければ先輩の仕事を分けてもらえ」と指示してくる上司にも注意が必要です。定時で帰ろうとすると、高確率で呼び止められ、「この仕事明日までにやっといて」などと指示されることになるでしょう。家族や恋人と過ごす時間や自分の趣味に充てる時間がなくなってしまうので、残業を良しとする会社にいる場合には、一度「自分の理想のライフスタイル」について深く考えてみることをおすすめします。

まとめ

長時間に及ぶ残業や、上司に強制されて行う休日出勤は、人の身体や心を簡単に壊します。原則NGなことに変わりありませんが、どうしても残業せざるを得ない状況になることもあるので、可能な限り臨機応変に対応することが重要です。なお、残業の有無については人によって考え方が異なるので、一方的に決めつけることなく自分の意見を伝えるのがベストだといえるでしょう。

アピールしたい職歴・スキルだけで応募できる!
ABOUT ME
ハル
3回の転職経験を持つADHD(診断済み) メンタル弱めのゆとり世代。電話対応が壊滅的で、新卒で入社した会社を3ヶ月でクビになる。その後、営業職、コンビニ経営を経て、今は編集の仕事と産業心理カウンセラーの仕事をしています。 ※長時間残業とパワハラにより、2年前に適応障害の診断を受けた経験有り