【感音性難聴の日常①】会話の聞き取りはエスパーになる!?

感音性難聴をテーマにした美しいイラスト、着物を着た女性が集中している様子

会話の聞き取りが苦手な感音性難聴。
英語を喋れないのに英語で話しかけられているような、文章が虫食いに聞こえます。
私は普段会社員をしており、会社でのミーティングや日常会話は避けられません。
今回は、どのように対応しているかをご紹介します。

虫食い状態の会話

音が小さいともちろん聞こえないのですが、それ以外にも「音としては聞こえるけど、聞き取れない」、そんな感音性難聴は日常生活に支障がいっぱい。

会社員をしていると会話は避けられないので、毎日四苦八苦しています。

例えば同僚との会話で
「ハナさんてどちらにお住まいなんですか?」
よくある1コマですよね。

それが私には
「ハナさんてど… お…まいなん…か?」
といった感じに聞こえます。

そんな時は、一度は聞き直していますが、それでも聞こえない時は多々あります。
相手の声質や喋り方も重要で、わからない時は何度聞いてもダメなんです。

️仕事上の会話なら周囲に協力してもらうしかない

会議など仕事上の重要な会話が聞き取れない。会議を中断するわけにもいかない。そんな時は、私なら会議が終わってから「⚪︎⚪︎の箇所が聞き取れませんでした」と伝えゆっくり分かるまで質問します。

どこまで理解できたかを明確に伝えるのが重要です。相手の声質や喋り方の影響もあって、やっぱりわからない…となるときは、会議に参加していたメンバーにサポートを頼みます。

または、チャットツールなどを使用して後でテキストで質問します。

私の職場では、ほぼ資料をモニターに映しながら説明されるので、推測しながらなんとか乗り越えられています。口頭だけだとイメージが湧きづらくもっと苦戦していたでしょう。

会議以外のときに、席に来て口頭で説明をババーッとして立ち去ろうとする人がいます。私にとってはこれが1番神経を使います。相手が立ち去る前に、「これのことですよね?」「これであっていますか?」と復唱しながら確認をとっています。

上司には聴覚障害であることを伝えていますが、みんながみんな配慮してくれるとは限らないのが現状です。

️雑談ならエスパーになる

感音性難聴の女性がグループでの会話に参加している様子

あくまで私の場合なんですが、雑談の時は会話の正確性は捨てています。

何度も聞き返して変な空気にしたくないという気持ちからです。複数人での会話で喋らなくて良さそうなら周りに合わせて相槌を打つ程度で乗り切ります。

全く喋らないのも空気を悪くする気がするので、聞き取れた時は全力で反応してます。そして喋らなくても楽しいよ!という雰囲気を出すために笑顔でうなづいています。内容をわかっていなくても。これはこれで変な人と思われるかもしれませんが、険しい顔をしているよりはマシでしょう。

2人きりならもうエスパーです。虫食い状態の文章から推測して受け答えしています。コンビニなどのレジは全力エスパーです。

店員さんの言葉が聞き取れなかったけど、「お箸か、温めか、レジ袋だな」と推測してどの場合でも無難な回答「あ、大丈夫です(ジェスチャー付き)」を発動します。聞き取りやすい声の店員さんのお店を見つけた時は、そのお店をご贔屓にするのは言うまでもありません。

️全文聞き取れた時は達成感

私は不安症もあるので、いまだに聞き取れなかった時は結構落ち込みます。

暗い話になりますが、過去には茶化されたり心無い言葉を投げかけられた時もあります。そういう事もあり、会話がスムーズに終わった時の達成感は計り知れず、「今日はいい仕事したぞ!」という気分になります。

長年の推測スキルの賜物なのか、エスパーが上手くいっている時は「聴覚障害なんですか?普通に会話できてますよね?」と言われることすらあります。

ただ、聴覚障碍者の聞こえのレベルは個人差があります。難聴者がみんな会話が苦手かといえば、聞き取りは苦手だけど会話好き!という人もいます。難聴者も健聴者もお互いを思いやりながらコミュニケーション取れると良いですね。

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ABOUT ME
hana
進行性の感音性難聴。クリエイティブな事が好きでWEB制作&WEBライターとして働いている。趣味は映画鑑賞。夢は難聴や会話が苦手な人のためのサードプレイスを見つけるor作ること。