考えすぎて進めない!ASDが仕事を先延ばししてしまうとき改善案~たまには人に協力してもらおう

みなさんこんにちは。西出さやかです。
私の職業はデザイナー、画家です。発達障害でASD(自閉スペクトラム症)の特性があり、発達障害でADHD(注意欠如・多動症)の特性のある夫と一緒に仕事をしています。

ここでは、凸凹な私たち二人が一緒に働く上での思考錯誤の日々をコラムでお届けします。

※発達障害全ての方に当てはまるわけではありません。私たちの経験からの記事ですので、参考までにご一読ください。

考えすぎて仕事が進まない!

ASDの私は考えすぎる癖があり、最初からきちんとしなきゃ!と完璧主義になってしまい、新しい仕事への着手が格段に遅くなるときがあります。そしてかなりのスローペースになり、仕事がたまることもしばしば。

なんとか完了させるのですが、非効率さゆえにストレスを抱えてしまい、長時間睡眠が必要になり、また短時間でなんとか追いついて頑張って..という繰り返しになることも。

先延ばしをしてしまう状態を改善し、もっと効率よく、気軽に仕事ができるようになればいいなと考えていました。

ASDの人が考えすぎて仕事が進まない様子を描いたイラスト

ASD&ADHD!発達障害者同士で先延ばしを改善

前回記事では、 ASDの私とADHDの後輩で特性を強みに変え、業務をスムーズにしました。

前回の記事はこちら▶︎「発達障害ASDで過集中&疲弊の繰り返し。緩和させた方法とは?」

結果的にうまく進むことも多かったので、それからは私たちの中で困ったことがあったら、まずは相談し合あうことにしました。

今週も相談の時間を設けたのですが、なんとADHDの後輩も「先延ばし癖」に悩んでいるとのことです。
原因を聞いてみたところ「集中力が続かないこと」と「不注意によるミスが多い」ことで仕事がたまり、結果的に全て先延ばししてしまうとのことでした。

同じ悩みでも、人それぞれ原因は異なるようです。

私は腰が重く、着手するまでは遅いですが、始めたら最後までやり遂げる「集中力」が高い持久走タイプ。

逆にADHDの後輩は「瞬発力と発想力」が高い短距離走タイプで、スタートダッシュは私より速いと思ったので、ADHDの後輩に自分の苦手な「仕事の着手段階」や「アイデア出し」のみ、頼んでみることにしました。

ASDの人が仕事を効率的に進めるためのステップを示したイラスト

ASDからADHDへ、指示出しは必ず行うこと

後輩の先延ばし癖の原因は「集中力が続かないこと」と「ミスが多いこと」でした。

この2つの要因からペースが遅くなり、1つの仕事が完了しないまま、やるべきことをためていました。「頭ではわかってるけど先延ばしにしてしまう」と悩んでいたので、私が指示出しとリマインドを徹底的に毎日することにしました。

「この日は、これを優先的にやるよ!」
「この時間までにこの仕事を終わらせようね」
と、優先度をつけて、できるだけ1つずつ指示をだし、私が1つずつチェックをするいう方法にしたら、テキパキと動いてくれました。

腰の重い私が着手しづらかった仕事も、得意の瞬発力でこなしてくれています。

手書きのTo Doリストが机の上に広げられている写真
やるべきことを全て書き、自分が苦手な“発想力”などが必要な部分は人に頼む

仕事がスムーズに進むようになった

「指示」や「優先度を決めること」は私が担当し、「仕事の着手やアイデア出し」は短時間集中が得意な後輩が担当し、また私にバトンタッチして長時間の集中的な作業をすることにしたら仕事のペースが上がりました。短い時間で仕事を進められるようになったのでストレスも多少減りました。

今まで私は、自分の弱みを周囲に話し、環境や人との相性を考えて様々な方法を試してきました。

助け合うことで発達障害の特性が強みに変わっていく場面も多々ありました。

一度の試みで上手くいかないことも多いですが、これからもトライアンドエラーでチャレンジしていこうと思います!

●後輩視点● ADHDの「先延ばし癖」の改善案”気をつければ何とかなる”は何ともならない!

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ABOUT ME
西出弥加
1988年生まれ。ASD(自閉スペクトラム症)当事者です。グラフィック・WEBデザイナー、画家をしています。2019年にADHDの夫結婚し、二人で働くなかで経験してきたことやライフハックを発信します(^^)寝る時間が定まらないことが悩み。