在宅勤務をするときに押さえておくべきポイント

在宅勤務をする際のポイントを押さえるためのイメージ。自宅のデスクで仕事をしている人のシルエット。

コロナの影響によって「在宅勤務」をしている方も多いでしょう。「今は出社スタイルに戻った」という声も多くありますが、在宅での勤務を容認・継続している会社も少なくありません。今回は、在宅勤務の際に意識したいポイントと、なるべく身につけておきたい能力について解説していきますので、気になる方は参考にしてみてください。

在宅勤務時に実施している取り組み

僕はADHDの特性から、「マルチタスクが壊滅的」「集中力が途切れやすい」という弱点を抱えています。そのため、在宅勤務では以下のような工夫・心がけをし、日々の仕事をトラブルなく進めていくようにしています。

在宅勤務時に行っている工夫・心がけ
  • タスク管理ツールは原則1つにする
  • コミュニケーションは迅速かつ丁寧に行う

ー タスク管理ツールは原則ひとつにする

僕は基本的にOutlookをタスク管理ツールとして活用しています。人によってはGoogleカレンダー、Notionにて管理することもあるでしょう。会社のルールに反しない限りどれを使ってもかまいませんが、原則「一元管理」するのがベストです。

発達障害の方に限らず、タスク管理ツールが増えれば増えるほど「確認過多による時間のロス」「仕事の抜け漏れによるトラブル」のリスクが高まります。特にADHDの方は注意力散漫な傾向にあるので、可能な限り余計なことを増やさないようにする工夫が必要になります。「1つのツールで着実に進める」という心がけがケアレスミスを防ぐための第一歩といえるでしょう。

コミュニケーションは迅速・簡潔・丁寧に行う

在宅勤務時は、主にチャットツールを使った「テキストベース」でのやり取りがメインになります。このとき、相手に「確認したのかな?」と心配させないよう、なるべく早くリアクションをする必要があります。

また、相手の負担をなるべく減らせるよう、「伝えたいことを要約する」「状況に応じて感謝や謝罪の言葉を入れる」などの工夫を行うことも重要といえるでしょう。

コーヒーカップとチェリーが置かれたデスクのキーボードとペン

在宅勤務に不要だったもの

在宅勤務が広がった現在、YouTubeやXなどを利用して「おすすめのガジェット」「買っておくべき便利なアイテム」を紹介する人が多くいます。

僕自身、いろいろな人の動画や投稿を参考にして各種ツールを購入しましたが、なかには「別に必要ではなかった」と思えるものも少なくありません。

以下の2つは「ADHD・ASDの方におすすめできないもの」になりますので、気になる方は一度チェックしてみてください。

ADHD・ASDの方におすすめできないもの
  • 集中力の妨げになるもの
  • 場所を取るもの

ー 集中力の妨げになるもの

僕は昔「首元を温める暖房器具(充電式)」を購入し、冬の寒いときに使っていたことがありました。寒さが和らぐため便利ですが、装着・脱着の手間がかかるうえに、「今日はそこまで寒くないかもしれない。でもつけた方が温かくなるし、どうしようかな…?」などと余計な判断を迫られてしまうため、いつの間にか使わなくなってしまいました。集中力の妨げになるものは、思い切って処分するのがベターだといえます。

ー 床に置くもの

僕は注意力欠如の特性によって、道の段差につまづき転んでしまうことが多くあります。これは部屋の中でも同様に起こり、床に置いてあるものに気づかず足をぶつけてしまうことや、場合によっては激しく転倒するケースも少なくありません。このような背景があることから、以下に挙げる4つのものを処分することにしました。

過去にあった「床に置くもの」
  • ゴミ箱
  • ローテーブル
  • 本棚
  • 掃除機

小さめのゴミ袋をデスク脇にあるフックにつるし、そこにゴミを入れるようにすれば、部屋の中にゴミ箱を置かなくても問題なく暮らせます。料理の際に出る生ごみに関しては、少々大きめのゴミ袋に入れ、それをシンク下の収納スペースに保管します。

資源ごみや燃えないごみなど「分別」が必要になる場合もありますが、このときは別の袋に入れ、それを玄関に置くだけです。最初は少し戸惑いましたが、今ではゴミ箱がない暮らしが当たり前になりました。

ガラスのコップに入ったシンプルな緑の葉

また、ローテーブルを処分してスタンディングデスクに変えたことで、うっかり足をぶつけて悶絶することもほぼなくなりました。本棚についても、今ではkindle端末を使って読書をしているので、不便に感じることはほぼありません。

そして掃除機に関しては、処分してから「元々不要だったのかも」と思うようになりました。僕の部屋の床はフローリングで、市販の床拭きシートだけでおおよそ問題なく掃除することができるためです。さらに、掃除機の出し入れが必要なくなったことで掃除へのハードルが下がり、「面倒だから今日はやめておこう」といった「先延ばし」もだいぶ減ったのも大きなメリットだと感じています。

在宅勤務をしている人のデスクの様子

在宅勤務は「仕事のやり方」「不要なもの」の見直しが大事

在宅勤務の導入によって、「仕事のやり方を変えた」「住まいの環境を見直した」という方も多いでしょう。人によってできることは異なりますが、いずれも無理のない範囲で取り組むのが重要だと思っています。

また、「推しのユーチューバーが紹介していたから」という理由でやみくもに購入・実践する方も一定数いますが、これはあまり好ましい行動ではありません。僕自身も失敗した経験があるので、時間をかけて検討・実験し、自分にとって必要なツール・工夫だけを取り入れるようにしてみてください。

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ABOUT ME
ハル
3回の転職経験を持つADHD(診断済み) メンタル弱めのゆとり世代。電話対応が壊滅的で、新卒で入社した会社を3ヶ月でクビになる。その後、営業職、コンビニ経営を経て、今は編集の仕事と産業心理カウンセラーの仕事をしています。 ※長時間残業とパワハラにより、2年前に適応障害の診断を受けた経験有り