発達障害の僕が結婚してみたら

結婚式で手をつないでいる新郎新婦と花束

今回は、発達障害をカミングアウトした上で妻と交際・結婚するまでと、結婚後のドタバタについて書いてみた。

僕は27歳の時に結婚して、現在結婚5年目を迎える。

僕自身20代のうちに結婚出来るなんて思いもよら無かった。ましてや、その3年前まで1年近く無職だったのに。

共通の趣味イベントで知り合った僕と妻

僕と妻とは共通の趣味のイベントで知り合った。その内に趣味の会場以外でも遊ぶ様になり付き合う事となった。

妻が言うには、趣味の時のイキイキした姿に魅力を感じたらしい。

僕は仕事でのダメダメっぷりから、職場結婚だけは絶対無いだろうなと思っていた。

あるとすればプライベートでの繋がりと思ってただけに、妻が自分の姿に魅力を感じてくれて、嬉しいやらホッとしたやら。

付き合ってしばらくして、将来のことも少しずつボンヤリとだけ考える様になってきた。

でも、そうなると一つ必ず乗り越えなくてはいけない大きな壁がある。

それは発達障害のカミングアウト。出会ってから彼女には自分が発達障害であることを伝えて無かった。

嫌われるかもしれない不安と冷静な覚悟

近代的なカフェでコーヒーを楽しむデートの様子

覚悟を決めて、週末の仕事終わりに当時彼女が住んでいた街でご飯を食べようと約束をした。

僕の職場から彼女の住んでる街までは車で1時間、道のりはずっと話す内容をまとめていた。

カミングアウトをして嫌われたりしないだろうか?と頭によぎったが、考えても仕方がなく、嫌われたら、嫌われたでその時は別れても仕方ないなと、妙に冷静だった。

普段は優柔不断で未練がましい性格なのに、たまに何故かスパッと決断できる時もある。新卒で入った会社を辞めると決断した時以来の思い切りの良さだったと思う。

そうこう考えている内にお店に到着。程なくして彼女も合流した。

話すタイミングを見計らって、ついに2軒目の喫茶店で話すことにした。

ゆっくりと専門用語を使わず、彼女に分かりやすい言葉で自分の障害を伝えた。

  • ウッカリミスが多いこと
  • 耳から入ってくる情報の処理が弱いこと
  • すぐに忘れやすいこと、などなど

彼女は僕が話している間ずっと黙って話を聞いてくれた。

一通り聞いたあと、彼女からは、「障害があっても、あなたはあなた。私の気持ちは変わらないよ」と言う様な言葉だったと思う。

その言葉を聞いて嬉しくもあり、ホッとした。この人とならこれからも一緒にやっていけそうだ。

そして、しばらく付き合った後、晴れて僕らは夫婦となった。

と、ここまでの内容だとただの幸せ自慢になってしまうが、一緒に暮らし始めると発達障害夫としての本性が出てしまうことになる(苦笑)

結婚後に現れた発達障害夫としての本性

近代的なキッチンのシンクで流れる水

ある夜、お風呂から出てきた妻が不満げな顔をしてた。
「自分が最後にシャンプー使い切ったのに、何で補充してないのー!?」

補充忘れで怒られたのはシャンプーに限れば、2回目。

またある時、我が家では夕飯を作るのは半々、僕がちょっと多い(僕の方が仕事が終わる時間が早いので)。二人が台所に立つので、冷蔵庫のストック情報共有は必須になるが、大体僕は使ったら、使いっぱなしで忘れてしまう。

ある日、妻が夕飯を作っていると、

妻「ねえ、こないだ買ってきたピーマンないんだけど」

僕「あー、それはおとといの炒め物に全部使ったわ」

妻「もー!報・連・相!!」

(ピーマンだけど、ほうれんそう?って、思い付いたけど、それは火に油を注ぐ事になるので言うのを止めておいた)

麦茶パックや歯磨き粉、トイレットペーパー等も加えれば数えきれないくらい、僕で使いきった(または使いきりギリギリ)のに補充していなかった。後回しとウッカリが重なって忘れていた。

補充忘れ以外にも、

  • 玄関のドア施錠忘れ
  • ドア開けっ放し
  • 使いっぱなしで片付けてない
  • 脱いだ服リビングに置きっぱなし

と、やらかし事例を挙げ出したらキリがない(笑)。

妻は共同生活をすることで、僕のカミングアウトの意味がよく分かったそうだ。

怒られた時はとにかく正直に謝るのが一番。
でも、つい、屁理屈をこねたり、言い訳(今やろうと思ってたのに…など)をして余計に火に油を注いでしまう。

ちなみに先日、トイレに2ロール分セットできるトイレットペーパーの片方が切れてるのに補充しなかったことを指摘されて、「別にもう片方あるからいいじゃん!」と屁理屈をこねたら、何倍にもなって反論が返ってきた(笑)。

…素直に反省が一番です。

日頃の感謝を忘れずに伝える

青空に映える2本の赤いポピーの花

あとは仕事でもそうだけど、日頃の感謝を伝えることも大事。

日頃のやらかしに対してのサポートだけでなく、仕事の愚痴をついついこぼしてしまった時も、僕に寄り添って励ましてくれたから今まで頑張って働いてこれた。

ホントにありがとう。
仕事の愚痴を家族の前でこぼしちゃうなんて、メンタルへなちょこなパパだけど許して下さい。

もう少ししたら、あなたの大好きなディズニーランドやUSJにでも家族みんなで行こうね!

最近、多少は、料理で使いきった野菜や牛乳の在庫報告が出来るようになったパパより。

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ABOUT ME
マーチン
1989年生まれの33歳、生粋の岐阜県民。社会人2年目の時に発達障害(ADHD/ASD)と診断され、障害者雇用にて再就職。8年間勤務後、障害者の就労支援職に従事している。2019年に居場所作りや情報共有の場として岐阜市にて発達障害当事者会「発達ワークスぎふ」を立ち上げ、私生活では二児の父として、色々しくじりながらも奮闘中!!