ストレスで浪費…ADHDのお金とストレスの話
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2021.6.7
前回、前々回に引き続き今回も特性とお金についてお話ししていきます。今回は「ADHDのお金とストレス」についてです。ADHDや発達障害は、ストレスを感じている状態だと特性が普段より強く出る場合があります。特に、お金にまつわる特性を持っている人はストレス発散の1つとして、買い物でいつもより散財しやすくなるリスクが高まることがあります。そこで、メンタルと特性についての解説、ストレスを浪費に繋げないためのポイントなどを解説していきたいと思います!
執筆:ぴーちゃん
ストレスが溜まったサインの気づき方と発散の仕方
ADHDや発達障害とストレスは深い関係があります。
一般的に、発達障害を持つ人はストレスを感じやすいと言われていますが、一方でストレスを認識しずらい特性や溜め込みやすい人が多いです。
すると、気づかないうちに特性が普段より強く出てしまい、生活に支障をきたすこともあるのです。
中でも、お金にまつわる特性を持っている人は、強いストレスを感じていると無意識に浪費するなど生活に大きく支障が出てきます。
メンタルをお金に繋げないためには、普段からストレスを溜めない習慣が大切です。
自分のストレスを感じることが苦手な人は、まず「ストレスが溜まってきているサイン」を見つけてみることがオススメです。
たとえば、
- 以前より忘れっぽい
- 「ぼーっとしてる」と言われる回数が増えた
- 以前より遅刻が増えた
- 以前より睡眠時間が短くなった
など、目安になる生活基準があるとわかりやすいかもしれません。
また、普段から自分がリラックスできる「ご自愛」をすることでストレスを解消するクセづけができます。
趣味に打ち込むこともストレス解消につながります。
コロナ渦では、ネットショッピングでストレス発散する人も多いかもしれませんが、おうち時間が増えたからこそ、自分なりのリラックス方法を見つけてみるのはいかがでしょうか?
ぜひ実践してみてください!
Text by
ぴーちゃん
1997年生まれ。Webメディア・パレットーク所属のイラストレーター。主にTwitterでADHDや発達障害について4枚の漫画やイラストでわかりやすく紹介しています。ADHDとうつでサバイブしてきた自叙伝 『ぴーちゃんは人間じゃない?』 書籍発売中
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