体力がないことが悩みの私が工夫する仕事と家事の両立
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2023.10.5
私は在宅勤務でライターをやったり、エッセイを書いたり、フルタイム勤務ではありませんが、働きながら家事をしています。今回は、体力がないことが悩みの私がどのように仕事と家事を両立させているかについてです。
執筆:真野 いずみ
私は在宅勤務でライターをやったり、エッセイを書いたり、フルタイム勤務ではありませんが、働きながら家事をしています。
今回は、体力がないことが悩みの私がどのように仕事と家事を両立させているかについて振り返ってみました。
私はADHDとASDがあり、体調や仕事の調子に波があることが多いです。仕事は締切の範囲内で、体調が悪いときにはあまり無理をしないようにしています。
仕事だけでなく、家事でもなるべくストレスを溜めないようにしています。具体的には、できるだけ機械に頼るようにしています。
私は夫とペットと暮らしているのですが、私の担当している家事は洗濯、掃除、洗い物、ペットの世話の大部分といったところでしょうか。
洗濯は全自動の洗濯機で洗って、脱水が終わればだいたいのものは乾燥機で乾かします。洗濯ネットを使ったり、洗剤を使い分けたりすることはしますが、そこまで負担は大きくありません。普通のことじゃないか?と言われるとその通りなのですが、その通りにいかないからこそ生きづらいと思っています。
以前住んでいた家は浴室乾燥機があったので浴室に干していました。今ではバスタオルなどをベランダに干すこともありますが、干す部分は夫が手伝ってくれることも多いです。
掃除はコードレスクリーナーとロボット掃除機を併用しています。廊下やベッド下などロボット掃除機の得意な部分はロボット掃除機にやってもらい、その他の部分はコードレスクリーナーを使っています。一部をロボット掃除機に任せられるだけでも、楽になります。
「月曜日はリビング」のように、曜日ごとに掃除する場所を決めたりもしていません。厳密にいうと、決めていた時期もあったのですが守れないことが多く、かえってストレスになってしまうのでやめました。
お風呂やトイレも汚れが目立った時に気分が乗ったら、というかなり気まぐれな掃除頻度。整理整頓が苦手で、掃除をまとめてすることは少ないのですが、今のところ支障はないのでよしとしています。
洗い物は食洗機にかけられないものは手で洗いますが、だいたいは食洗機にかけています。以前までは食器乾燥機しかなかったのですが、引っ越しを機に調理器具も洗える食洗機に買い替えました。電気代がかかる以外とくにデメリットもないですし、二人分の食器は多少溜め込んでもすぐに食洗機が洗ってくれます。
ペットの世話は最近加わったもので、それでも分担は7:3くらい。朝晩の世話をしたり、ケガをしやすいペットが部屋の中で歩いているのを見守っている時間は圧倒的に私のほうが長いです。
ペットのものも含めてネットでの買い物など、こまごました買い物は私がすることが多いですが、それもたいした頻度ではありません。ペットのごみを利用して野菜などを植えようとしたりもしていますが、これは家事というよりは趣味の範疇な気がします。
「体力がない私がどうやって仕事と家事を両立させたらいいのか」という課題の私なりの解決法は「頼れるだけ機械、とパートナーに頼る」です。これは、夫に推奨されたことでもあります。
「洗い物が溜まっているとストレスを溜めるくらいなら食洗機を買おう」と言ってくれたのは夫ですし、洗濯物も夫の分が溜まっていれば私が出かけている間に自分で洗濯してくれていることもあります。
無理のない範囲で、まず自分が体調を保てるように睡眠と食事を確保する。その上で、私の場合ペットの世話をして、家事をする。頑張らないことも大切なのかもしれません。
こう書くと「理解のある彼くん」じゃないか、と思われそうですが、どちらかといえば現代の文明の利器に頼りきっている、と少し強めに言わせてほしいところです。
ちなみに夫が担当する料理も冷凍されたおかずセットや宅配に頼ることもあるので、お互いできる範囲で無理をしないのが結果的にうまくいっていると言ったところでしょうか。