特性によるミスの傾向と対策、どうやって見つけるの?
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2021.3.23
ADHDを持つ人にとって、特性によるミスはなるべく減らしたいもの…
しかし減らそうとしても、繰り返してしまう上に原因もわからず落ち込んでしまう人も多いのではないでしょうか?
そこで、今回はミスをハックしやすくするコツとポイントをお話ししていきます。
執筆:ぴーちゃん
ミスしたら書きとめる、対策は職場以外でも考える
まず職場や仕事でのミスを減らしていく上で、普段から自分のやりがちなミスや「前から直したいな〜」と思っていたミスなどをメモしておくことがオススメです。
記録しているうちに「最近、このミス増えてるな」「似たようなミス、この前もしたような…?」など、自分のミス傾向が可視化しやすくなります。
ミスが起きやすい状況や条件が可視化されると、改善策を考えやすくなりますよね!
このようにミスをメモすることで、ミス改善にも繋がるだけでなく自己分析、周りの人に自分の特性を説明する上でのヒントにもなり、一石二鳥ですよね。
またミス対策を考える上で職場以外でも気をつけることも大切です。
ついつい職場にいるときにだけ気をはって対策を考えがちですが、実は体調面でも対策が必要な場合もあるのです。
たとえば、発達障害を持つ人は疲れやすい・体調を崩しやすいという傾向があります。
疲れていると、頭が働かず仕事でもミスに繋がります。
タスクやスケジュール管理の見直しももちろん大切ですが、生活リズムや睡眠時間の見直しもしっかりしていくことで働きやすさにつなげていけるとよいですよね。
Text by
ぴーちゃん
1997年生まれ。Webメディア・パレットーク所属のイラストレーター。主にTwitterでADHDや発達障害について4枚の漫画やイラストでわかりやすく紹介しています。ADHDとうつでサバイブしてきた自叙伝 『ぴーちゃんは人間じゃない?』 書籍発売中
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