リウマチはどのような病気?私が経験した症状と考え方の変化
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2023.11.29
リウマチと聞くと、どんな想像をしますか?
私はこれまで、リウマチと聞いてもあまりピンときませんでした。
母親の知り合いの方がリウマチだったり、祖母がリウマチだったり、リウマチを患っている人がいるとは聞いたことがありましたが、膝が痛いのかな…?ぐらいのイメージしかありませんでした。
リウマチの方々が大変な思いをしているなんて、全く知らなかったのです。
執筆:さらな
実際のリウマチの症状というと、人にもよりますが、関節の痛み、関節が動かない、関節の変形、身体が固まって動かないなどでしょうか。
それが進行すると、痛みで動けない間に筋肉が低下し、体力がなくなったり、ますます身体が固まったりします。
また、リウマチは栄養を消費しやすいらしく、そのせいか、すぐに疲れます。
体力のなさと栄養のなさのダブルパンチですね。
また、可動域が狭くなることで行動が制限されます。
私の場合、手首が外側に曲がりづらいため、雑巾掛けや、台拭きでテーブルを拭くといった作業が難しいです。
指が動かしづらい時は字を書くのも難しいです。
膝が曲げられず、地べたに座ったりするのも厳しいです。
また、何かを絞ることができないため、手洗いでの洗濯は難しいです。
このように、リウマチになる前となったあとでは、生活に変化がありました。
以前は布ナプキンを使用していたのですが、手洗いができないために紙ナプキンに変更。
雑巾を洗うのも難しく、使い捨てのトイレクイックルみたいなものに変えましたが、とても助かっています。
最初はゴミを出すことに抵抗があったけれど、使い捨ての物もありがたいと思って使えるようになりました。
以前の私は「ゴミを出すのは良くない!!」という考えが強く、周りの人にも言いはしませんでしたが、「ゴミを減らせ〜!」と思っていました。
ですので、極力ゴミを出さない生活を送っていて、かなり少なかった方だと思います。今思えば、使い捨ての物を「悪いもの」と思っていたようにも思います。
ですが、使い捨ての商品は、本来は、人々の生活を助けてくれる親切な物だったんですね。
もちろん、ゴミを出すのは良いことではないけれど、絶対ダメとがんじがらめになっていた頃に比べれば気持ちが楽になりました。
臨機応変になれたというか、ストイックでなくなった分、力が抜けたのでしょうか。
自分がリウマチになり、使い捨ての物に助けられて思ったのは、便利なものは便利なものとしてありがたいし助かる!
だけど、ゴミが増えすぎるのも大変だろうから、土に還る使い捨ての製品が増えたら良いなぁと妄想しています。
そういう製品はすでにありますが、値段の問題で買えないことも多いです。
このような製品が当たり前に安く購入できる世の中になっていくと良いなぁと思います。
リウマチになる前には「ダメ!」と頑固なだけでしたが、リウマチになってからは、「だったら、こうしていければ良いな」という風に考えられるようになりました。
病気は色々教えてくれるとはいいますが、本当にたくさんのことを教えてくれるんですね。
きっとこれからも学ぶことはたくさんあるんだろうなと思います。