仕事と子育て、障害との付き合いから一歩離れて頭をリセットするための私の趣味
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2023.5.2
皆さんは仕事や日々の生活に疲れてしまった時、何をしていますか?私は育児や仕事、日常生活の色んなことをひとつずつこなしていくだけで頭がパンパンになってしまいます。今回は、こんな時に私が現実から離れて一旦頭を真っ白にできる趣味についてお話したいと思います。
執筆:とくら じゅん
こんにちは、とくらです。
皆さんは仕事や日々の生活に疲れてしまった時、何をしていますか?
私は育児や仕事、日常生活の色んなことをひとつずつこなしていくだけで頭がパンパンになってしまいます。
私は他の人達と比べて特別に忙しいわけではないと思いますが、子育てをしているだけでも常に何かを考える必要があるため、はち切れてしまう前に頭の中に意識して空きスペースを作ることが必要だな、と感じます。
今回は、こんな時に私が現実から離れて一旦頭を真っ白にできる趣味についてお話したいと思います。
私の趣味って何だろう
子どもが生まれるまで、私は結構多趣味な人間だと自負していました。
ダーツ、カラオケ、映画、カフェ巡り、ギャンブルなどなど、外に出て行う活動を趣味としていたのですが、やはり産後も同じようにするのはなかなか難しくなってしまいます。
「今も同じようにカラオケやカフェに行きたいか」と聞かれると、実はそうでもないので、まあ、これはこれで良いのでしょう。
だんだんと元気に外出する体力がなくなってきていると感じることもあり、現在ではほとんど家の中で完結する趣味をいくつか持っています。
趣味と呼べるほど熱心に突き詰めてやっているわけではないですが、疲れてもう何もしたくないときのちょっとした逃避行です。
空き時間がどのくらいあるかによって使い分けているところもあると気づいたので、所要時間も参考にしてもらえればと思います。
私の5つの趣味
①YouTubeの解説動画を聞き流す (所要時間は5分~)
YouTubeには、いろいろなジャンルで解説をしてくれる人がたくさんいます。歴史や科学、オカルトから時事問題まで、ありとあらゆるジャンルの動画を頭を空っぽにして、ひたすら聞き流します。
メモを取るわけでもなく、ただ聞くだけですが、何も考えなくても面白く聞けるように構成してくださっているので、無心になれます。
②絵 (所要時間は30分~)
昔から絵を描くことが好きで、今でも続けています。パソコンでデジタルイラストを描いたり、最近はアクリル絵の具を買ったので小さな絵画や、展示会用に大きな絵を制作したりと、The趣味という感じです。
練習をしたり、どんな構図がいいのか考えながら写真を撮るのに挑戦したりというのも楽しいので、これは自分でもかなりハマっている趣味だと思います。
しかし、本当に疲れ切っているとアウトプット系の趣味はなかなかしんどい時もあります。これは、ちょっとだけ余裕がある時用の趣味と言えるかもしれません。
③麻雀アプリ (所要時間は5分~)
これは主に寝る前の手持無沙汰な時間用の趣味です。何か作業はしたいけど、それほどアクティブに動く気力もない時にはぴったり。音も消して、少しだけゲームをして満足して寝ます。
④wikipediaを読む (所要時間は5分~)
読書は好きなのですが、私は一度本を読み始めたら途中で切り上げたくありません。私は一気に一冊読み終えられるように、できるだけまとまった時間を作って読むようにしています。
しかし、「時間はないけど何か読みたい」というときにwikipediaはちょうど良い文章量です。もちろん項目にもよりますが、少し長めの項目でも10分前後で読み終わることができるのでスキマ時間にもってこい。気になった単語をストックしておいて、何もできない時間にwikipediaを読む、という感じです。
自分の考え事を一旦横に置いて、ひたすら文字を読むという時間は完全に逃避行。wikipediaは私がどっぷり逃げ込んでいる最高の避難場所です。
⑤寝る (所要時間は15分~)
もうこれは誰が何と言おうと一番良いです。
寝る。最高です。
頭がパンパンになってしまって空っぽにしたいのなら、もう寝てしまえばいいのです。意識がなく、頭は完全に無の状態で、「寝た」という充実感を得ることもできます。
とにかく疲れたら寝るに限ります。昼休みや夕飯を作る前の少しの時間など、本当にリセットしたいときにはとにかく寝ます。
まとめ
改めて書いてみると、あまり意識していませんでしたが、私は今でも多趣味な人間なのかもしれません。
また、コンスタントにやっているわけではないですが、思いたってふと刺繍をしたり、工作をしたり、お菓子作りをすることもあります。これも頭をリセットしたいときに逃げ込める場所です。
趣味には、意味があって有益なことをしたい、という人も多いですが、別に意味がなくても良いのではないでしょうか。
正直、私が「超芸術トマソン」についてwikipediaで知識を得ることに意味はほとんどないでしょう。その時間が有益なのか無益なのか、ではなく、その時間が今の自分に必要である、ということが重要だと私は考えます。
一見無意味な「趣味」をいくつか一日の中に挟むことで、仕事をし、育児をし、障害と向き合うという忙しい頭の中を整理しているのです。
意味がないということに意味がある、という禅問答のようなことが私にとっての趣味の本質かもしれません。