急な体調不良のときの対応マニュアル
大切なのは普段からの関係性
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2023.6.21
健康な人は体調が安定していることが多く、スケジュールがある程度立てやすいと思います。
しかし病気を持っていると、思いがけない体調の変化があることも。軽い体調不良ならまだしも、休みが必要になるくらいの体調不良になった時の対処法をご紹介します。
執筆:タカツキミドリ
みなさんは急な体調不良に見舞われたことがありますか?
多くの人は「ある」と答えると思います。それほど持病がある人にとって、急な体調不良は予期できる事態なんです。
しかしいざその場になってみると、冷静な判断が難しく対応を間違えてしまうことも。私も過去に多くの失敗をしてきました。
そこで今回は急な体調不良の対応マニュアルを作っていこうと思います。
事前にどうすればいいか聞いておく
まず健康な時に準備できることは準備しておきましょう。これで心配の八割は無くなります。
準備できることのひとつめ。仕事に入ったときに、最初に急な体調不良になった場合に誰に連絡すればいいかを聞いておきます。
この「誰に連絡すればいいか」は、仕事先によって異なります。直属の上司にだけ連絡すればいいこともあるし、同じシフトに入っている人全員に連絡しなければいけないこともあります。
特に接客業だと、代わりの人を探すように決められている場合もあります。
とにかく連絡は早く
二つ目は連絡を早く心がけることです。
注意したいのは、代わりの人を自力で見つけてくるように言われていた場合、代わりの人が見つからないからと言って見つかるまで上司に連絡をしないより、早く体調不良の旨を知らせたほうがいいということです。
私も昔はみんなに迷惑をかけてしまうのが嫌で、自力でギリギリまでなんとかしようとしていました。
しかし体調が悪いときに自分でできることには限界があります。
完璧にしようと思わず、とにかく体調不良であることだけでも早く伝えたほうが、代わりの人を職場の人が探してくれたり、なんらかの対応をしてくれる場合が多いです。
早く連絡したほうが、仕事仲間もスケジュールを組みやすくなります。
体調不良は誰にでも起こることなので、上司もある程度どうすればいいか分かってくれている場合が多いです。謝罪と感謝を伝えながら連絡してみてください。
後が肝心
お休みをいただいたら、ひとまずゆっくり休んでください。
罪悪感でゆっくり休めないかもしれませんが大丈夫です。心配してもどうにもならないので、静養してください。
お休みをいただく前よりも、後のほうが肝心です。
元気になったらしっかりお礼を伝えます。
中には休むことは当然の権利だという人もいるかもしれません。
確かにそうです。しかし理屈では正しくてもここできちんとありがとうが言えないと、また同じことがあったときに周りもフォローしにくくなってしまいます。
律儀なくらいがちょうどいいです。
【まとめ】毎日の積み重ねが大切
急な体調不良に見舞われた時のために事前の準備をしっかりしておきましょう。そして普段から連絡をしやすい人間関係を作っておくのも大切です。
難しいと感じるかもしれませんが、毎日挨拶をするだけでも顔を覚えてもらえていたりします。
必要以上に親密にならなくても、毎日の積み重ねがいざというときに自分の身を助けることになると思います。