SLE患者の運動不足解消方法は?疲れすぎずにできる運動について。
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2023.7.31
SLEになって、疲れやすいことから家にいる時間が多くなった方がいらっしゃると思います。
かくいう私も、そのうちの1人です。
どうしても家にいる時間が多くなると心配なのは、運動不足。
疲労を感じやすく痛みがあるSLE患者は、普段の運動不足をどのように解消したら良いのでしょうか?
今回は、SLE患者が運動不足を解消するために、疲労を感じすぎずに運動する方法について実体験も交えながら解説していきます。
執筆:xu
SLEの治療薬としてステロイドが処方されますが、ムーンフェイスや太りやすくなる副作用があるとされています。
また、食欲を増加させるため、ついつい食べ過ぎてしまうことから肥満に繋がることも。
実際、ステロイドの処方量が多いときは、常にお腹が空いていて辛かったのを覚えています……。
そんなSLEですが、病状が落ち着いてくると気になるのが運動不足や筋力低下です。
肥満防止や体力改善のために運動したいと思った時、どんな運動をしたら良いのでしょうか?
詳しく見ていきましょう。
SLEは激しい運動を控える必要がある
まず、前提としてSLEは疲労を感じやすく、疲労やストレスによって症状が悪化する可能性があるとされています。
そのため、激しい運動や過度な筋トレなどは、症状を悪化させる要因に繋がるということです。
実際に、ボクシングリズムゲームや筋トレをおこなっていた際は、体調を崩してしまった経験があります。
ですが、運動しすぎないのも肥満や筋力の低下など、健康への悪影響を及ぼしてしまいます。
筋力が落ちることによって、疲れやすさに拍車をかけてしまう場合も考えられます。
では、SLE患者はどのような運動が向いているのでしょうか?
SLEの患者が向いている運動
SLEの患者が向いている運動は、ウォーキングや水泳などがよいとされています。
特に、この二つは関節に負担をかけることが少ないため、向いていると言えるでしょう。
休息と運動の匙加減が難しいと思いますが、一日少しだけでも運動するだけでも疲労や体力の改善に繋がります。
運動量の目安としては、翌日に疲労が残らない程度とされています。
ショッピングモールで半日買い物するだけでも結構な歩数歩いているため、翌日疲れが残らない程度の運動となると、個人差はあると思いますがそれぐらいが向いているのかな、と思いました。
もちろん、運動のあとはしっかりと休養しましょうね。
実際に試したこと
続いて、実際にわたしが運動不足解消のために試したことをご紹介します。
先ほどちらりと書きましたが、ボクシングリズムゲームやラジオ体操、筋トレなどをおこなった経験があります。
しかし、どれも疲労が強く続けられませんでした……(ラジオ体操に至っては疲労ではなく、ただ単純に続けられなかっただけです)
そこで、最後に試してみたのがヨガです。
筋肉を伸ばす・緩めることで血行が良くなり、痛みの緩和が期待できることや、深く呼吸をおこない自分を見つめることで、マインドフルネスの面でも効果が期待できると感じています。
激しい運動じゃないので、運動嫌いのわたしでも苦ではなく、むしろ身体がほぐれていく痛気持ちいい感触がクセになっています。
とはいうものの、最近サボり気味ですので、ぼちぼち再開させたいと思います。
まとめ
ここまで、SLE患者に向いている運動の方法などについてまとめました。
運動と休息の匙加減は難しいですが、自分のできる範囲で運動する意識を持っていると、肥満や筋力低下を防ぐことができます。
また、運動は肥満予防や体力改善だけでなく、ストレスの解消や生活習慣病・骨粗鬆症の予防にも繋がることから、日常的におこなうのが良いでしょう。
ウォーキングや水泳をおこなう際は、紫外線対策を十分におこなってから実施するようにしましょうね。
この記事があなたにとって、生活のヒントとなれば幸いです。