駅のホームが怖い…社会不安障がいの生きづらさ
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2023.12.1
こんにちは。あかいあおいです。
前回の記事では運動会のピストルの音が怖い話を書かせていただいたので、音関連ということで、今回は駅のアナウンスに怯えて首が震えてしまう話を書いていこうと思います。
執筆:あかい あおい
全てのホームが怖いわけじゃない。でも油断はできない
前置きの通りですが、私は駅のホームアナウンスに驚いて首が震えてしまうことが多々あります。読んでくださっている方の中にも、突然のアナウンスにビクッとしたことがあるという人もいるのではないでしょうか。イメージはそれと似ています。
ただ私の場合は突発的な音に極端に弱いんです。精神科の担当の先生いわく、「発達障がいの過集中の特性(過集中になっているから普通以上に驚いてしまう)が関わっているのではないか」とのこと。
突発的な音であればなんでも驚いてしまうので、駅のアナウンス以外にも、車のクラクションや赤ちゃんの鳴き声など挙げ出したらキリがありません。
そのため音全体の恐怖をテーマに書いても良いなとは思ったのですが、ホームアナウンス以外については状況によって驚くかどうかが左右されやすいので、それだと取り留めがなくなってしまうなぁと思い、今回はホームアナウンスで纏めることにしました。
まずは突発的な音に弱い=突発的じゃないアナウンスには驚かないので、生活音が多いような屋外のホームであれば、基本的に問題ないんです。
ですが屋外のホームでも極端に静かなところってあるじゃないですか。そういうホームにいる時、突然アナウンスがあると驚きで首が震えてしまいます。
難しいのはホームよってアナウンスにも違いがあること。ある程度ボリュームが抑えられた機械音声のものもあれば、スピーカーが壊れているのか、少しハウってるようなアナウンスや、喋っている駅員さんの声量が大きいアナウンスなどさまざま。
なので初めて利用する駅では、"この駅はある程度生活音があるのか""どんなアナウンスなのか"が不安だったり、普段から怯えている駅を利用する際には、怖くて怖くて堪らなかったり、はたまた普段から利用している駅で、"この駅は心配ない"と安心していると、隣の人くしゃみに驚いて震えてしまったりなど常に心配が付き纏います…
最も怖いのは無音が続く地下鉄のホーム…
最近では大分慣れてきたこともあって、屋外のホームであれば全部の駅が不安ということもないのですが、地下鉄のホームでは状況が異なります。
というのも地下鉄のホームは生活音がほぼないので、屋外より静かなことが多いと思います。電車が来ない間は無音になることもしばしばありますよね。それだけ静かな空間で突然アナウンスが鳴り響くので、地下鉄のホームではほとんどの場合驚いてしまいます。
しかも地下って音が反響しやすいじゃないですか。なのでそもそも屋外のホームよりボリュームが大きく聞こえやすいのも震えてしまいやすい理由だと思います。
震えて恥ずかしい思いをするのももちろん辛いのですが、次は震えたくないという思いで過ごす無音の時間が何より辛いです。
駅の利用を減らすことで生きやすくなった!
正直解決策は見つかっていません。ピストルの音と同様、首に力を入れると防げたり軽減できたりする時もあるのですが、全部は無理です。イヤホンやアロマフレグランスなどで対策もしてみたのですが駄目でした…
ですが社会人になってからは自宅から比較的近い会社や、在宅勤務の会社に勤めることで、駅を利用する頻度を減らしてストレスをグッと抑えることに成功しました。
冒頭でも述べたように、私の場合はホームアナウンス以外にも音によって怯えてしまうポイントが沢山あるので、そもそも自宅から出る必要がない在宅勤務は非常にありがたい働き方です。
あとは2、3駅であれば電車を使わず歩くようにしてるのも良い対策になってると思います!
音の話とは少しズレてしまいますが、世間と距離を置いたり自分らしくいられる場所を選ぶことで、大分生きやすくなったなと実感しています。そういうライフハックみたいなものが沢山あるので、今後も共有していけたらと思います。
今回も読んでいただきありがとうございました!