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25歳。もっと自分に優しく、正直でありたい。

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2023.11.13

私事ながら、先日25歳の誕生日を迎えました。

25歳というと、いろいろ節目の歳になると思います。

今回は、そんな節目の歳に考えるいろいろなことについて書いていきたいと思います。

執筆:xu

25歳となると、人生のターニングポイントというか、ライフプランについても再考しはじめる時期だと捉えています。

ライフプランについての話題は、また別の記事に書こうと思っていますので、一旦そちらの話題は置いておいて……。


25年間、わたしは自分に優しくできていたのだろうか、とふと考えるようになりました。


“波乱万丈”という言葉がぴったり当てはまるような、ドタバタと慌ただしく過ぎていった幼少期。

辛いことが多く、実のところ人生を終わらせようとしたこともありました。


そして、病気になって、社会人になって。

穏やかに暮らそう、と何年も言い続けて、果たしてわたしは自分に優しくできていた時はあったのだろうか、と考えることが多くなりました。


自分に優しく、というと、具体的にどんなことだろう、と少し曖昧な表現になりますよね。

ここでは、わたしの思う「自分に優しく」について紐解いていきます。

自分を労わることができていたか

自分に優しく、というのは、自分を労わることができているかどうか、ということではないかな、とわたしは思います。

自分を労わる、というと、

● 傷ついた自分のこころを認めてあげて、自分のよき理解者であれたかどうか
● 疲れを感じているのに、無理をしていないかどうか
● 自分を構成してくれている、身体の声を聞けていたかどうか

これらのことが当てはまると思います。

SNSや現実世界で、チクっと胸に刺さったトゲを、見て見ぬふりをしていませんか。

納期や〆切などに目を向けるあまり、無理に無理を重ねていませんか。

眠たい、疲れた、体調が悪いなど、身体の声を無視していませんか。


もちろん、仕事などでどうしてもやり遂げなくてはいけない時もあると思います。

ですが、無理を強いられた身体は、どうなると思いますか?



ストレスで自律神経は乱れ、疲労が抜けない体質になり、やがて病気へとなる。

その場しのぎの積み重ねで、身体が再起不能になってしまうかもしれません。

自分に優しくできていなかった社会人時代

わたしは17歳の時に全身性エリテマトーデスを発症しました。
当時の誘発原因は紫外線だろう、と言われましたが、おそらくストレスも関係していたのだろうと思います。

そして、病気であることを忘れて、馬車馬のように働き続けた社会人時代。

営業で疲れた身体に鞭を打って参加した、異業種交流会や会社での飲み会。

疲労を抱えることが病状に影響するのに、疲労に疲労を重ねたこと。


これらすべてが積み重なり、結果として何度も体調を崩して入院するはめになり、挙句の果てに線維筋痛症という新たな病気を併発させました。


このままでは、どんどん自分の身体はボロボロになっていってしまいます。

だから、自分に優しくすることが何よりも一番大切なんだと再認識しました。


また、自己肯定感の低さも、自分をおろそかにしてしまう要因なのかもしれない、と最近思うようになりました。


“Love Yourself,Love Myself.”


わたしの大好きなアーティストが残した言葉です。


「本当の愛は、自分を愛することから始まる」


彼らに出会ってから、たくさんのことを教えてもらってきたはずなのに、今の今まで忘れていた言葉。

今一度、忘れないで生きていきたいと思います。

自分にもっと正直であってもいい

自己肯定感の低さが自分に優しくできない原因、とさきほどお話しましたが、具体的に解決するためにはどうしたら良いのでしょうか?


自己肯定感を上げるためには、まず自分を好きにならないといけない。

ありのままの自分を、認めなくてはいけない。


いやいや、自己肯定感低い人にそんなことはハードル高いですよね。


では、「自分の気持ちに正直になる」のはどうでしょうか?


やりたいと思ったことはやってみる。やりたくないと思ったら、一旦遠ざかってみる。

状況によっては難しい時もあると思いますが、本当に大切なことを取捨選択していくことが、自分を認め、自分を好きになる第一歩だとわたしは考えています。


今まで自分のやりたいことやしたくないことには、ずっと蓋をして生きてきた人生でした。

ですが、一つひとつやりたいことをやっていく、思っていることを口に出す。


それを続けてきた結果、少しずつではありますが、自分の気持ちに正直になり、自分を認められるようになった気がします。

まとめ

ここまでお話したこと、今自分が全部できているかと聞かれると、お恥ずかしながらそうではありません。


ですが、心がけるべきことはみなさんに共通していると思います。


自分に優しく、正直であること。

自分の一番の味方は、他の誰でもない自分であること。


そうしていくことが、心身共に健康であり続ける秘訣なのではないかな、と考えています。

みなさんもぜひ、自分に優しく、正直に生きてみてくださいね。

Text by
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1998年生まれ。17歳の時に全身性エリテマトーデスを発症、22歳の時に線維筋痛症を併発した。高校卒業後は広告代理店でライターとして勤務し、その後フリーのライターとして独立。
趣味はゲームをすること。noteではコラム未満の病気の話やエッセイなどを執筆している。

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